Gei-dai mania Potal 【藝大マニア・ポータル】

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2015年4月22日水曜日

個性派揃い!?芸大上野校地周辺のオシャレなカフェをご紹介(谷根千・上野)(古民家、昭和レトロ、隠れ家ほか)



画像出典:http://www.bousingot.com/photo/s-photo8.html(ブックス&カフェブーザンゴHP内)

その1:藝大至近・芸大生なら誰もが知ってる”あの”古民家改装カフェ『カヤバ珈琲』



まずは基本中の基本から。
芸大から上野駅方向とは逆に歩き、細い路地を隔てて言問通りにでるとすぐの、知る人ぞ知るカフェ『カヤバコーヒー』。
営業時間は年中無休で、月曜日から土曜日までが8:00~23:00日曜日は18時までです。
その歴史は推定大正5年ごろともされる街角の小さなお店を改装したカフェで、一階はテーブル席、二回は座敷となっており、平日、土曜日18時からは間接照明を駆使したシックなBARに変身するという面もあります。
 メニューは昼はあんみつ、ミルクセーキ、たまごサンドなどどこか懐かしく、夜はオムハヤシを筆頭として個性的な丼メニューが多数。
ご飯時は満席でないことが珍しいほど、常に混み合っています
また、喫茶店のある谷中付近から根津、千駄木にかけては、空襲で燃えなかった建物が今でも多く残っており、上野という博物空間とほど近いということもあって、谷根千という観光スポットとして休日には多くの観光客が訪れます。
下町情緒が残る谷根千エリアの玄関口として、足を運んでみてはいかがでしょうか。


店舗URL
http://kayaba-coffee.com/
お店の由来について
http://taireki.com/kayaba/



その2:できることならば、ひみつにしておきたい。昭和レトロな行列かき氷専門店『ひみつ堂』


これ以上行列ができて即完売になっても困りますもんね。
こちらも、流行に敏感な甘党諸君には外せないお店です。
ひみつ堂』と名付けられたこのお店の場所は、昭和の面影の残る超有名な商店街、谷中ぎんざの入り口脇の小道を40歩程度左に歩いて行ったところです。
 たぶんこのお店は常に並んでます。先ほどのカヤバ珈琲と比べても、店内の席数が少ないので、お客さんが増えれば増えるほど行列するという事態に。まさしく「ひみつ」にしておきたい、とっておきのカキ氷のお店です。
お店に入ると、狭い店内のカウンターで店員の女性が一生懸命元気よく手回し式のカキ氷機を回しています。これがまたレトロなのですが、ある機種はまだ現在でも販売されているようです。(後述のURL参照) 「初雪」の銘のとおり、氷は練乳と溶け合って雪のような味わいで、氷菓ながら濃厚、しかし乳脂肪の多いアイスクリームと比べると、その後味には爽やかな歯切れがあり、実に美味です。
たいていのカキ氷は800円代以上と、お値段の設定は少々高級なスイーツではありますが、お値段以上の圧倒的ボリュームと美味な氷には驚きます。営業時間は、月曜定休で11時(土日は10時~)〜20時まで営業、(10月~5月は火曜日もお休み・曜日により18時閉店・夏季は9時30分開店) とのことです。夏に行くと行列で蒸し焼きにされそうになりますが、提供されるカキ氷は、そんな萎れた気分を爽やかに流し去ってくれます。
なお、冬季は自家製グラタンも提供されるとのこと。こちらも並んで入るには嬉しい暖かさですね。ぜひご賞味あれ。


店舗URL
http://himitsudo.com/
実際に店舗で使用されているカキ氷機『初雪』を製造している会社のページ
http://www.frappe-market.com/ice_shaver/0555.html
楽天市場


その3:古本と珈琲……趣味ある大人の香り、古き良き時代への郷愁の香り『books&café BOUSINGOT(ブックス&カフェ ブーザンゴ)』

 

 根津駅から千駄木駅方面へと歩いて行った途中にある「古本を取り扱う喫茶店」『ブックス&カフェ ブーザンゴ』。
やはりといったところか、文の京と書いて文京、かの森鴎外や夏目漱石らの文豪が、近代という熱を抱えながら、各々日本語という言語と対峙したその夢の跡は、いまでも文京区の各所に見受けられます。古本という一種のアンティークと、コーヒーという仕事人の一時の安らぎの調和は、視覚的にも穏やかな気持ちをもたらします。
こちらの カフェ・メニューはフランス式。スタンダードなエスプレッソに始まり、ショコラ(ココア)、またダージリンやアッサムなどの紅茶を飲むこともできます。また、カルヴァドスなどの強いお酒も豊富にあり、まさしく「違いのわかる」皆様方へ最高のひと時を与えてくれるお店でしょう。
営業時間は火曜定休で、開店の時間帯は古本の仕入れ状況等により左右され不定、夕方から23時までとのことです。

店舗URL(90年代風の様式に現代がミックスされた感じがレトロでたまらない)
www.bousingot.com/index.html 




その4:もうここはその目で確かめてください;芸大徒歩5分でブルターニュの味を楽しもう;時間の流れが止まる隠れ屋カフェ『カフェ&ギャラリー モアノ』


 東京芸大を出て根津方面に歩き、上野高校の前を通り過ぎてすぐ右手の奥まった建物がカフェ&ギャラリー  モアノ』。
 ここはなんていうか、極め付きですね。こんなに良い空間が徒歩5分の場所にある芸大生がうらやましいです。食事の様式はおおむねフランス式で、フランス北西部のブルターニュ地域でよく食べられている、そば粉を混ぜて延ばして焼いた上にハムや卵など好みのトッピングを施した「ガレット」がメインの食事です。デザートにはもちろんクレープ。この組み合わせはブルターニュだけではなくフランスにいけば概ねどんな地域でも出しているお店はあると思いますが、むしろこのお店の方が観念としてのフランスを十全に表出しております。つまり、オシャレなことはあたりまえなんです。さらには、コンパクトなスペースの中にギャラリーまで併設されており、鉄とガラスとコンクリートでできた無機質な居住空間に心底疲弊した貴女方をこころゆくまで癒してくれるでしょう。もはや、Moineauに冠詞が付いていないだとか、そんな些細なことはほんとうに瑣末に思えます。大切な友人や、もちろんデートでも、いつもとは違う、まるで昔通った道のような安堵感を覚える時間を送りたいという方に。
営業時間は月曜と火曜を定休とし、11:00~19:00(L.O.18:00)とのことです。

店舗URL(これまたひっそりとした素朴で瀟洒なHPです)
http://www.moineau.jp/


 番外編(おわりに):意外な穴場?デートにも使える美術館カフェという選択肢


 いかがでしたでしょうか。 この芸大周辺という地域には、上述以外にももちろんほんとうに沢山の数え切れないカフェが存在します。今回書くことのできなかったカフェも、今後の記事で系統ごとにまとめて取り扱っていきたいと思いますので、どうぞ長い目でお待ちください。
そして最後に、「逆転の発想」と言いますか、むしろ美術館にカフェが併設しているもので自由に出入りできる例を紹介したいと思います。

M cafe(東京都美術館1F)

東京都美術館内、入り口入ってすぐのカフェです。お値段はこの周辺では普通レベルながら、美術館という広い空間性を生かし設置された立体作品を眺めながらお茶を飲むことができます。本来の美術館の方は、あの前川國男(ル・コルビュジエに師事)の設計です。
お料理は「温玉マサラカレー(¥780)」など、デザートには「抹茶パフェ(¥780)」などが並んでいます。在学生の方でも、いつもおなじ食堂での談話に飽きたら是非、こちらまで赴いてみてはいかがでしょうか。

店舗HP
http://www.tmam-mcafe.com/menu/



以上となります。ご覧いただきどうもありがとうございました。これを機に、芸大周辺のカフェ巡りなどしてみてくださいね。

(この記事の写真等は全て本来の著作者に帰属します。もし掲載に際して、なんらかの問題が生じた場合には速やかに掲載を中止いたしますので、ご連絡を宜しくお願いします。)















2015年4月19日日曜日

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